丘陵の花々！？

ここは東京都羽村市、都民の上水道の取水堰です。　　4月22日撮影
　





今回は、この丘陵で、春の野草を見ながら、浅間岳を目指します。



先ずは、公園を通り抜け、橋を渡って、羽村市郷土博物館を目指します。
郷土館の裏山がハイキングコースになっています。

地元の人に確認をしたら、約１５分で上がれると親切に・・・

歩き始めると、ムラサキケマンとジンボロウエンコサグが沢山咲いています。


この群生が出迎えてくれます。・・・・ニリンソウ。




ポツポツと雨が来たので、暗くてピンボケですが・・・

湧き水の側には、高さ２０センチ位の見知らぬ花が・・・

蔓鹿の子草（ツルカノコソウ；オミナエシ科）　蕾を鹿の子に例えた。　
ツルとは、イチゴの様なランナーを出して増える。　別名ハルカノコソウ

暫らく登って行くと、足元には、ユキノシタ、チゴユリが咲いています。


頂上まであと少しの所に、羽村神社があり断崖より展望が開けます。
羽村堰より、ちょっと上流なので堰は見えませんが、チューリップ畑が・・・






３００ミリの望遠で・・・

後で解ったのですが、チューリップまつりは昨日で終わっていました。

農​閑​期​の​水​田​を​裏​作​利​用​し​て​、​​約​2​0​品​種​・​3​0​万​球​も​の​チ​ュ​ー​リ​ッ​プ​球​根​を​植​栽​し​て​い​ま​す​。​
規模は関東随一と言われています。　　​「​根​が​ら​み​前​水​田​」​



この写真は、昨年の様子です。






この水田の側に、踊子草公園があります。
帰化植物のヒメオドリコソウに駆逐されている、在来種の自生の踊子草を保護して育成しています。

菅笠をかぶって、踊っている姿に見える。




再び、足元ですが・・・

ツボスミレ。




そして、未だ見ぬスミレですが、もう実がなっていた（汗）　1週間遅かった！？
春の妖精達は、他の花が出る前に、我先にと咲いて消えて行きます。






こちらは、これから咲きます、宝鐸草（ホウチャクソウ；ユリ科）
ホウチャクとは、お寺の屋根のひさしに付いている、風鈴の様な物。






これは、男用済みではありません、男ようぞめ（スイカズラ科ガマズミ属）
名の由来は、
ヨウゾメはガマズミのことを指しており、
ガマズミの実は食えるが、この実は苦くて食用に向かないため「男」が付けられたとされる。




やっと・・・



この山頂の南側は、ゴルフ場の金網フェンスです。
帰り道はフェンス沿いを下って、コースを覗きながら、ゴルフ場入り口へ、そして元の橋を渡って・・・

コメント 10

羽村市は仕事をしていたときは週に2,3回通っていました。取引先の工場がありましたので。でも、工場を訪れるだけで何も見ていません。残念！
by 斗夢 (2011-04-25 05:53) 

斗夢さん、コメントありがとう！
ここ羽村は、動物園と玉川兄弟の羽村堰の花見と、
この郷土博物館があります。　↓
　　http://www.city.hamura.tokyo.jp/category/6-0-0-0-0.html

by gookhisao (2011-04-25 08:06) 

チューリップより野草の方に惹かれます。
素敵な花々、癒されました。
by ナツパパ (2011-04-25 08:57) 

ニリンソウの群生凄いですねー。群生しているのを撮りたかったです。
by めもてる (2011-04-25 10:26) 

都民の上水道の取水堰があるだけあって自然豊かなところ
ですね。　花の絨毯がきれいですね。
by ため息の午後 (2011-04-25 20:37) 

ナツパパsan,コメントありがとう！

by gookhisao (2011-04-25 21:28) 

めもてるさん、コメントありがとう！
ニリンソウはまだまだ元気ですが、株に依って花弁が尖っていたり、
丸かったり、個性がいろいろです。
by gookhisao (2011-04-25 21:30) 

nice有難うございました。
野草、良いですねぇ。
取水堰も雰囲気が良いです。

by にゃご吉 (2011-04-25 22:59) 

ため息の午後さん、コメントありがとう！
しかも、あの工藤静香の出身地でした。

by gookhisao (2011-04-26 01:41) 

にゃご吉さん、コメントありがと！
今後ともヨロシク！
by gookhisao (2011-04-26 01:43)