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箱根ハイキング_その1 [野草]

9月3日(水)に箱根に日帰りハイキングをしてきました。 <α58+マクロ30ミリで撮影>
やっと雨から開放されて、マツムシソウを見たいと調べて、一番近い自生の場所へ。

生憎、富士山は雲隠れです。(大涌谷でバスの後部席より撮影)
yDSC00687.JPG




総歩行距離6・68km、時間約4時間。 標高差約300m。

以下羅列ですが、ご覧下さい。


出発地点の湖尻です。
(湖尻とは、湖の水門のある所、狭くなっている所の意味です。)
yDSC00689.JPG



湖尻水門脇の公園より、湖尻を望む。
yDSC00694.JPG




深良水門(ふから・すいもん)、
江戸時代(1666年)に灌漑用に掘られて用水の取水口で、
3年半掛け手彫りで約1280mで三島市迄続いている。
yDSC00700.JPG
(芦ノ湖の水利権は現在も静岡県が持っている。)
現在はこの取水口からトンネルで湖尻峠の下を通過している。



従って、
この道は湖尻峠迄、昔の面影を残す石畳です。
yDSC00703.JPG


湿った石畳の脇に、見慣れぬ花が・・・
後でビジターセンターに寄って確認しました。
白花稲森草(シロバナイノノリソウ;アカネ科イナモリソウ属)
高尾山に咲くイナモリソウは開花は5~6月ですが、
このシロバナイナモリソウは、8~9月に咲きます。
yDSC00704.JPG


これの近くに数本咲いていました。
蜻蛉草(トンボソウ;ラン科トンボソウ属)
草丈は約15センチ。
yDSC00711.JPG


やっと着きました、湖尻峠(標高850m)から見る目的の山です。
標識はありませんが、この道をの登って行きます。
右側と真ん中の山(黒岳1018m)です。
yDSC00717.JPG


2分程登った場所から見た湖尻峠(昔はうみじりとうげ又は深良峠と言っていた。)
芦ノ湖スカイライン(左)と箱根スカイライン(右)です。
yDSC00719.JPG



目的の花です、群生とはいきませんが、数十本咲いています。
yDSC00726.JPG
富士山南稜の愛宕(足高)山で発見された、
愛鷹松虫草(アシタカマツムシソウ:マツムシソウ科マツムシソウ属)
アシタカマツムシソウは茎や葉に長毛が密生し、葉がやや厚く光沢がある。
(2008年にソナレ(磯馴れ)マツムシソウ(海岸型)と同一とされた。)


yDSC00728.JPG





yDSC00727.JPG



咲き始めの藤袴(フジバカマ:キク科ヒヨドリバナ属)
花の色が藤(ふじ)色で、花弁の形が袴(はかま)のようである事から。
秋の七草の一つ。
yDSC00729.JPG


その1のおしまいです。
褄黒豹紋(ツマグロヒョウモン♂)です。
yDSC00755.JPG

ご覧いただき、ありがとう御座いました。

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コメント 4

yakko

お早うございます。
シロバナイナモリソウ、トンボソウ は珍しい貴重な花なんですね。
マツムシソウがたくさん咲いていましたね。可愛い花です。
by yakko (2014-09-05 09:40) 

馬爺

愛鷹松虫草(アシタカマツムシソウ)と言う事は愛鷹に咲いていると言う事ですね、住まいは愛鷹山の麓ですよ。
by 馬爺 (2014-09-05 18:34) 

そらへい

私が今日写真に撮ったのは
フジバカマだったかヒヨドリバナだったか
by そらへい (2014-09-05 20:17) 

michi

”アシタカマツムシソウ”ですか、マツムシソウもいろんな品種があるんですね。
by michi (2014-09-08 18:19) 

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