万葉植物園の花！ [庭園]
ここは武蔵野国・国分寺と言うお寺です。
この楼門の奥に、国分寺があります。
ここが本堂です、ここの住職が昭和２５年から３８年まで、
１３年間掛けて集めた１６０種の万葉の植物があり、その植物の近くに表示してあります。
国分寺市の天然記念物に指定されています。（S39.1.15指定）
今、咲いている花々です。ここに来た目的は、この花を見る事。
１０日頃から咲いている様で、ここでは終わり際です。（駐車場の屋根の上）
裏高尾では今を盛りに咲いていますが、山の上で望遠レンズでやっと見えます。
蛇結茨（ジェケツイバラ；マメ科） 万葉集では「かわらふぢ」で一首あります。
「かはらふぢに 延（は）ひおほとれる 屎葛（くそかづら） 絶ゆることなく 宮仕へせむ」
万葉集 高宮王（たかみやのおおきみ）
茨とはトゲのある木、蛇結は、からまった幹を蛇がとぐろを巻くようすに見立てたものとされています。
ここにある幹の根元は、丁度私の太腿の太さです。
紫夏藤（ムラサキナツフジ）の様ですが、同定できません。
教えてgooで質問中でしたが、回答はイマイチなので自分で探しました。
名前は、朝鮮庭藤（チョウセンニワフジ）はマメ科コマツナギ属の落葉低木である。
大陸系の遺存植物である。07年絶滅危惧種IA(CR)で九州の一部に残っている。
紫（ムラサキ；ムラサキ科）
根は太く紫色で、昔から染料や薬用として利用された。
紫は高貴な色とされる。
万葉集には、
笠女郎が大伴家持に贈った相聞歌
「託馬野に生ふる紫草衣に染めいまだ着ずして色に出でにけり」
（託馬野に生えている紫草を衣に染めて未だ着ないうちに人に知られてしまった。）
紫露草（ムラサキツユクサ；ツユクサ科）
万葉集では「つきくさ」 詠み人知らず
「朝咲き・夕は消ぬる・月草の・消ぬべき恋も・我れはするかも」
（朝方に花を咲かせるけれど、夕方になると咲いていたという記憶だけを残して、
消え入るかのように花を閉じてしまう月草のように、
儚く消え去ってしまいそうなとても切ない恋を私はしていることです）
萵苣の木（チサの木）（エゴノキ；エゴノキ科）
万葉集では「ちさ」 大伴家持
「知左（ちさ）の花・咲ける盛りに・愛（は）しきよし・その妻の子と 朝夕に・笑みみ笑まずも」
ここからは、万葉集と関係ないが、見た花々です。
白糸草（シライトソウ；ユリ科）
虫取撫子（ムシトリナデシコ；ナデシコ科）
江戸時代に鑑賞用に入った、ヨーロッパ原産帰化植物
あまりにも、良く咲いているので思わず・・・紫片喰（ムラサキカタバミ；カタバミ科）
おしまいは、トビモノで・・・小啄木鳥（コゲラ）
この楼門の奥に、国分寺があります。
ここが本堂です、ここの住職が昭和２５年から３８年まで、
１３年間掛けて集めた１６０種の万葉の植物があり、その植物の近くに表示してあります。
国分寺市の天然記念物に指定されています。（S39.1.15指定）
今、咲いている花々です。ここに来た目的は、この花を見る事。
１０日頃から咲いている様で、ここでは終わり際です。（駐車場の屋根の上）
裏高尾では今を盛りに咲いていますが、山の上で望遠レンズでやっと見えます。
蛇結茨（ジェケツイバラ；マメ科） 万葉集では「かわらふぢ」で一首あります。
「かはらふぢに 延（は）ひおほとれる 屎葛（くそかづら） 絶ゆることなく 宮仕へせむ」
万葉集 高宮王（たかみやのおおきみ）
茨とはトゲのある木、蛇結は、からまった幹を蛇がとぐろを巻くようすに見立てたものとされています。
ここにある幹の根元は、丁度私の太腿の太さです。
紫夏藤（ムラサキナツフジ）の様ですが、同定できません。
教えてgooで質問中でしたが、回答はイマイチなので自分で探しました。
名前は、朝鮮庭藤（チョウセンニワフジ）はマメ科コマツナギ属の落葉低木である。
大陸系の遺存植物である。07年絶滅危惧種IA(CR)で九州の一部に残っている。
紫（ムラサキ；ムラサキ科）
根は太く紫色で、昔から染料や薬用として利用された。
紫は高貴な色とされる。
万葉集には、
笠女郎が大伴家持に贈った相聞歌
「託馬野に生ふる紫草衣に染めいまだ着ずして色に出でにけり」
（託馬野に生えている紫草を衣に染めて未だ着ないうちに人に知られてしまった。）
紫露草（ムラサキツユクサ；ツユクサ科）
万葉集では「つきくさ」 詠み人知らず
「朝咲き・夕は消ぬる・月草の・消ぬべき恋も・我れはするかも」
（朝方に花を咲かせるけれど、夕方になると咲いていたという記憶だけを残して、
消え入るかのように花を閉じてしまう月草のように、
儚く消え去ってしまいそうなとても切ない恋を私はしていることです）
萵苣の木（チサの木）（エゴノキ；エゴノキ科）
万葉集では「ちさ」 大伴家持
「知左（ちさ）の花・咲ける盛りに・愛（は）しきよし・その妻の子と 朝夕に・笑みみ笑まずも」
ここからは、万葉集と関係ないが、見た花々です。
白糸草（シライトソウ；ユリ科）
虫取撫子（ムシトリナデシコ；ナデシコ科）
江戸時代に鑑賞用に入った、ヨーロッパ原産帰化植物
あまりにも、良く咲いているので思わず・・・紫片喰（ムラサキカタバミ；カタバミ科）
おしまいは、トビモノで・・・小啄木鳥（コゲラ）
こんにちは。
珍しいお花がイッパイ〜〜〜シライトソウは見たことがありません。
by yakko (2011-05-26 16:57)
一つ一つに万葉集の歌と名前が書かれているのですね。
これは良いなあ。
ご住職の愛情が感じられますね。
by ナツパパ (2011-05-26 18:00)
yakkoさん、コメントありがとう！
by gookhisao (2011-05-27 22:26)
ナツパパさん、コメントありがとう！
ここは、３月から５月まで楽しめますヨ！？
by gookhisao (2011-05-27 22:27)
こんばんは。
武蔵国分寺のこの楼門、いい姿ですよね。ここにこんなにいろいろな草花があることは知りませんでした。チョウセンニワフジ、似た藤が今、うちの庭にも咲いています。
by sig (2011-05-27 23:49)