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大岳山! [野草]

四国菫(別名箱根スミレ)が咲いていると言うので、ハイキングをして来ました。

今日も大岳山の登山道で、中学生の団体とすれ違いました。

ここは長尾平、昨年秋に没後20年長谷川恒男氏(アルピニスト)の記念碑が建てられました。
(ハセツネCUP 毎年秋に日本山岳耐久レースが行われています。長尾平はハセツネ第3関門です。)
 
プレートには『登攀の前に心の葛藤がある。それは行動を起こすことによって「肉体」が滅びることを「精神」が恐れるからだ。「精神」とはヒトが人間であることを示す最後の砦なのだ。』という言葉が刻まれています。
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天狗の腰掛杉より北側を望む。左の尖ったのは本仁田山。
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大岳山 標高 1267m
 距離は約10キロ、ケーブル駅から往復約4時間半、高低差430m。



スミレの花も終盤です。


この丸い葉の形を記憶して置いて下さい! 丸葉スミレ(ミヤマスミレ類)
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標高は約800mですが、若葉が一番美しく、風が爽やかです。
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大岳山の岩場の登山道辺りから、スミレの花が見られます。

葉に白い、斑入麓菫(フイリフモトスミレ;ミヤマスミレ類)数個しかありません。
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こちらは、麓スミレ(ミヤマスミレ類)
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ここは大岳神社、この脇を通って約30分で頂上です。
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暫く登って行くと、目的の花が咲いていました。

四国スミレ(スミレサイシン類)
花は白色で直径1.5cm前後で、フモトスミレより一回り大きい。
葉は長さ2―4cmのハートで薄く光沢があり脈がへこむ。
葉先は尖る。鋸歯は波型。表面は明るい緑、裏面は白っぽい。
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別名ハコネスミレ、新種の登録が、1ヶ月の差でシコクスミレとなってしまったという。
分布;関東以西の太平洋側のブナ林の林床や腐葉土の多い林。
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やっと1266.5mの山頂です、富士山は見えません。
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北側の展望です、右側の枯木の左手前が御前山です。
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おしまいです、山頂で何やら黒い蝶が飛び回っていました。
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墨流(スミナガシ;チョウ目タテハチョウ科)

→詳細;スミナガシ

あとがき;昨年も大岳山に4月末に行きましたが、
シコクスミレを知らなかったので、眼中にありませんでした。
やはり、見たいと思わないと知識は増えない様です。


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コメント 7

斗夢

殆どタチツボスミレしか見ていません。あるところに行かないと見られないのはわかるのですが・・・^^。
意識しないと見えませんね、一度見て名前を調べるとそれがあちこちにあることがわかります。
by 斗夢 (2013-05-10 08:25) 

puripuri

外国のをTVで見た事があるのですが、日本でも耐久レースが開催されているんですね。
シコクスミレ、、四国でしょうか?こちらにも同じスミレが咲いていたので、先を越された?
上手く言えないのですが、そのような事でしようか・・・
by puripuri (2013-05-10 10:41) 

Silvermac

ご訪問アリガトウございます。
by Silvermac (2013-05-10 13:50) 

ryuyokaonhachioj

大岳山に以前、沢登りで頂上に・・・着てるもの
頭からびしょぬれで・・・眺望の写真を見て懐かしい
想い出が甦ってきました。ありがとう御座いました。
そうですね~年が解るけど、60年以上前かな?
by ryuyokaonhachioj (2013-05-10 16:20) 

まほ

スミレも、こんなに種類があるのですね。
by まほ (2013-05-12 01:06) 

きゅー

puripuri さん、いつもコメントありがとう!
おっしゃる通りです。
by きゅー (2013-05-20 22:50) 

きゅー

皆様、いつもコメントありがとうございます。
by きゅー (2013-05-20 22:51) 

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